
Phil Wilson
Realtime World 社 プロデューサー
悪のはびこる島に、たったひとりで秩序を取り戻そうと奮起する、アクションゲーム、『 ライオットアクト (英語名:Crackdown) 』。その開発を担当した、Realtime World 社のプロデューサー、Phil Wilson 氏が、本作の魅力について語ってくれました。
「『 ライオットアクト 』は、人間よりもはるかに能力の高いスペシャルエージェントを操作しながら、3 つの島にはびこるギャングたちを倒していくゲームです。各島には 7 人ずつのギャングボスが存在し、誰から倒してもいいようになっています。倒し方も一通りではなく、プレイヤーの望む形で行えるのが、本作の大きな魅力です。
主人公は、走る、運転、爆破、パワー、射撃の 5 つのスキルを持っていて、それぞれ 5 段階のレベルに分かれています。ギャングを倒すと少しずつ能力が高まっていき、これら 5 つのパワーが最大になると、それこそ何でもできる超人になることが可能です。逆に、一般人を倒してばかりいると、この能力は下がっていき、最終的には Peace Keeper と呼んでいる警察が、主人公を追い回すことになってしまいます。
各島のボスにはそれぞれ役割が与えられています。たとえば、銃を管理しているボスがいたとしましょう。そのボスが仕事をしているせいで、その島のギャングは全員、強力な武器を持っています。しかしこのボスを倒すことができれば、強力な武器が流通しなくなり、弱い威力の武器しかもてなくなる。つまり、ひとりボスを倒すごとに、徐々に島の平和が訪れるわけです。
スペシャルエージェントは、島の中のあらゆる物を利用できます。通行中の車を奪って運転したり、その車を持ち上げてギャングに投げつける武器にしたりも可能。車のタイヤを撃てばスリップさせることができますし、エンジンを撃てば、爆発させることができます。車の一部を破壊して盾にすれば、ギャングの撃ってきた弾を跳ね返すシールドにすることもできるのです。
スペシャルカーも 3 種類用意しています。ひとつはスポーツカー、そしてもうひとつは 4WD、最後はトラックです。これらは主人公の能力が高まれば高まるほど、姿形が変化し、能力もアップしていきます。
本作の魅力は、何からはじめても、何をしても、どこにいってもよいという、フリーフォームであること。たとえば、橋の向こう側にボスの館があったとします。そこに行き着くには、橋を渡るのがもっともポピュラーですが、ジャンプの能力を高めて、崖から飛びついてしまうこともひとつの方法です。また、水面に接している場所があるなら、泳いで渡ってもいいでしょう。どのボスから倒してもよいですし、どんな倒し方をしても OK。まさに、プレイヤーが望んだ方法で秩序を取り戻せばよいのです。
現在、この E3 2006 でお見せしたプレイアブルの開発状況は、80 % 程度です。ここから、島に住む人口を増やし、道路を走る車の数も増やし、そしてミニゲームの要素をもっと増やしていきたいと考えています。楽しみにしていてください」