
CASEY HUDSON
BIOWARE プロジェクトディレクター
美麗なグラフィックスと宇宙を舞台にした壮大なストーリーで期待されている RPG 『 Mass Effect 』。プレスルームにて、BIOWARE プロジェクトディレクター、CASEY HUDSON 氏が、実機によるデモンストレーションを見せてくれました。ゲームは全長 30 マイルという巨大な宇宙ステーションに、流線型の宇宙船が入港するシーンからスタート。
「本作では高度なレンダリングが膨大に行われており、美しい映像をお楽しみいただけます。のちほどお見せしますが、人物の表情表現などを含め、芸術的なスタイルを持ったタイトルといえるでしょう」
主人公は、スペクターという軍隊のエリート指揮官、シェパード。宇宙のなかで起こるさまざまな問題を対処する権利を持っています。デモンストレーションでは男性が主人公でしたが、女性に変更することも可能。見た目も自由に変更することができるので、自分にそっくりなキャラクターを作り上げる楽しみもあるのです。
「キャラクターはさまざまなスキルを持つことができます。このスキル設定は、キャラクターメイキング時にプレイヤーが自由に行います。主人公の部下となる仲間を 2 名選ぶことができるのですが、この仲間に誰を選ぶかによって、あなたのチームに性格が生まれます。その結果、ゲーム内容がさまざまに変化するのです」
たとえば、攻撃的な人物を仲間にすると、チーム全体が威圧的になる、といった変化が生まれるようです。ゲーム中に登場するその他のキャラクターとの会話でも、さまざまな変化が生まれるのだとか。
「相手の発言に対して、自分が返したい返事を、複数の選択肢から選びます。この選択肢は、善意を表現するものはもちろん、悪意にあふれたものまで用意しています。これを瞬時に選択していくと、流れるような会話を楽しむことができるのです」
バーテンダーから情報を引き出す会話を行うデモンストレーションでは、音声による相手キャラクターの発言に、瞬時に回答を選択すると、まるで映画をみるかのようにスムーズな会話が成り立っていきます。話している内容によって、相手キャラクターの表情がコロコロ変わります。それは、明らかな憎悪や、明らかな善意、といったハッキリしたものだけでなく、"嫌悪感" や "ほのかな好意" さえもくみとれる、リアリティあふれる表情です。
戦闘シーンは、三人称視点のシューティングゲームにはやがわりします。戦闘シーンと会話シーンの切れ目は特になく、ミッションがスタートすると、主人公たちは武器を持ちます。仲間は基本的に AI に基づいて自動的に敵を攻撃してくれます。しかしプレイヤーが命令を下すこともでき、3 人で敵を包囲して射撃したほうがプレイヤーにとって有利だと思った場合は、仲間に移動する位置を指定することも可能です。デモンストレーションでは、いったんポーズをかけ、2 人の仲間を左右に配置し、中央にたたずむ敵を一斉に攻撃する、といったシーンを再現してくれました。
シェパード艦長とその仲間たちは、銀河、星系、惑星を飛び回り、さまざまなトラブルを解決していきます。ときには宇宙船の中でイベントが発生することもあるとか。これまでにも名作と称された RPG を次々と発表してきた BIOWARE が、その豊富な経験をつぎ込んだ本作。今後も『 Mass Effect 』の情報に注目です。