
エイプリル マッキー
マイクロソフト ブース最高責任者
このコンテンツはXbox.com 米国チームによるインタビューを日本語訳したものであり、一部北米地域に限られた情報も含まれています。
「ブースづくりはまるで街づくりと一緒」と語るのは、E3 2006 のマイクロソフト ブースにおける最高責任者、シニア・イベント・グローバルマネージャーのエイプリル・マッキー氏。実は、今年のブースのプランニングは、前年の E3 開催期間中からすでに始まっていました。2005 年の E3 で、マッキー氏とイベント スタッフはフロアーを視察しながら、改善点や成功した部分など、次の年に活かすための策をもう練っていたのです。
今回のブース サイズは約 3000平方メートル。加えて敷地内に 2 階建てのフロアーを設営するため、実質的には 5000 平方メートル以上ものスペースを造営します。
●ブースデザイン
デザインチームをマネージメントし、グラフィカルな要素を固めていきます。
●プレス対応
PR チームと連携をとりながら、E3 開催期間中に行われる 50 部屋以上ものミーティングルームのスケジュールを調整。各部屋では 30 分刻みで各国メディアのインタビューなどが行われます。
●スペシャルイベントの手配
会期中にマイクロソフトのスタッフとお客様のために行われる、小さなイベントやレセプションの運営手配。
●運用スタッフの管理
ブース運用に関わるスタッフはなんと約 1,400 名以上。ブース内にある 165 以上もの展示品に、常にアテンドスタッフをつけられるように、会期中のスケジュールを調整するほか、スタッフが着用するユニフォームや、宿泊施設の手配なども行います。
今回のブースの建設が始まったのは、4 月 26 日。マッキー氏とスタッフは、24 時間シフト制で、イベント開始まで働き通しです。チェックしなければならない項目は 1,000 以上。地道で細かな作業が続きます。開催後の 3 日間はそれにも増してすさまじい日々となります。朝 6 時から夜の 11 時までブースに常駐し、いつでもどんな事態にも対応できるように待機。全てのスタッフはマッキー氏とトランシーバーで連絡をとることができ、何か問題が起こった場合は、彼女の素早い判断が必要となります。最終日、午後 4 時にイベントが終了すると、マッキー氏とスタッフはシャンパンで乾杯し、イベントの成功を称え合います。でも彼女の仕事はそこで終わりではないのです。そのほんの 20分後には、4 日間にわたるブースの撤収作業が始まります。
これだけの激務をこなすことができるのは、9 年間の経験の積み重ねによるものもあるけれど、ほかにも理由があるそう。「本当に何もないところからの手探り状態だった最初の年に比べれば、今はやりやすいですよ。でも、決してラクにはなりませんね」とマッキー氏。「毎年、新しい目的や目標にチャレンジすることが楽しいんです。E3 はその年の新しい製品やプロジェクトを初めて皆さんにお披露目する場。1 番いい見せ方はなんだろう? と試行錯誤を繰り返すことが、私にとってすごく刺激的なんです」。はたして、今年のブースではどんなチャレンジを見せてくれるのでしょうか? 否が応にも期待が高まります。
さて、気になるブースの見どころは? 「今年の目玉は、なんといってもゲーム タイトル」とマッキー氏。「コンソールはすでに皆さんに知っていただけていますので、次にお見せするのは、素晴らしいタイトルのラインナップです」。
何が、どんなふうにブースの中で展開されていくかは秘密とのことですが、素晴らしいイベントになることは間違いないそう。いくつかいただいたヒントを公開すると「昨年は Windows 用のゲーム ソフトと Xbox 用とにブースが分かれていたのですが、今年は 1 つになります。さらに、Xbox Live アーケード用のカジュアル ゲームとその他デバイスの展示も用意してあります」とのこと。
最後に、マッキー氏の E3 にかける意気込みをうかがいました。「私は、情熱を持って仕事をしている人たちが好きです。ゲーム業界の方々は非常に情熱に溢れています。私は、そんな開発者の皆さんが時間をかけて作り上げた作品を披露する最高のステージを提供したいと思います」。